皮膚科での背中ニキビの治療方法

背中のニキビにお悩みの方は多いのではないでしょうか。背中は、顔と同じくらい皮脂線が多い場所と言われています。背中はニキビが出来やすい部位です。しかも、背中は自分では見えないのですが他人からはよく見える場所です。特に夏場は気になりますよね。

また、衣類で常に覆われている場所のため、なかなか治りにくかったり、繰り返し発生したりすることが多いと言われています。
セルフケアでなかなか治らない背中のニキビは皮膚科に相談するのが一番です。

皮膚科で健康保険が適用される治療の種類

皮膚科での治療の種類はいくつかあります。

まずは、保険が適用される薬での治療について紹介します。一つ目は、「外用レチノイド」です。外用レチノイドは、海外ではニキビ治療の標準薬として多く使用されています。皮脂の分泌量が抑えられたり、肌の角質や角栓を取り除いたりする効果があると言われています。背中ニキビが出来にくい肌に導く効果が期待できます。

二つ目は「抗菌薬」です。塗り薬と飲み薬があり炎症を起こしたニキビが発生している場合に使用します。抗菌薬はいくつかの種類があり、ニキビの状態や体質に応じて処方されるようです。

三つめは「イオウ製剤」です。イオウは、角質表面のたんぱく質と結合し角質をはがすピーリングの効果があります。初期の炎症のないニキビや思春期の人のニキビ治療に向いている治療薬と言われています。

四つ目は「面ぽう圧出」です。専門の器具を使用し、毛穴につまっている皮脂や角質を物理的に取り除く治療です。ニキビは潰してはいけない。と言われていますが、専門の器具を用いて病院で治療するため、清潔に安全に行う事ができます。ただ、痛みが伴う治療と言われています。

健康保険が適用されない治療方法

次に、保険が適用されない治療について紹介します。

背中ニキビの治療で多く用いられている治療方法は、「ケミカルピーリング」です。グリコール酸やサリチル酸などの酸性の成分を使用し、古い角質や毛穴の中の汚れを取り除きます。また、皮脂を抑える効果もあると言われています。背中にニキビができにくくする効果が期待できます。

ニキビ跡が残りやすく赤みが残りやすい肌質の場合や、凸凹やケロイドが残ってしまった重度のニキビ跡の治療には「レーザー治療」がお勧めです。症状にあったレーザーの種類を用いることにより肌のコラーゲン生成や新陳代謝を活発にする効果が期待できます。また、レーザーを照射することによりアクネ菌を殺傷する効果があるそうです。ニキビの炎症を抑えるために用いられることもあります。

炎症が強い背中のニキビには、「光線治療フォトフェイシャル」も効果的と言われています。レーザー治療と同様に、炎症を起こしているニキビに紫外線領域に近い高いエネルギーの光を当てる事により、アクネ菌を殺傷する効果があると言われています。

生理前にニキビが悪化する場合は「プラセンタ注射」が効果的だと言われています。ホルモンバランスを整えるプラセンタと、皮脂分泌抑制に効果のあるビタミン剤や皮膚の炎症を抑える薬とバランスよく配合し注射します。内側からニキビを予防することができます。

プラセンタ注射以外にも、ホルモン治療薬の内服により、ホルモンバランスを整えることもできます。ホルモン療法は3ヶ月程度行い、ニキビが改善したら内服を中止することができるそうです。

皮膚科でのニキビの診察の流れ

皮膚科での一般的な診察についても紹介しておきます。

まず、病院に行くと、医師による問診があります。受付で問診票を記入することも多いです。ニキビができた時期や経緯、体調や生活習慣について質問されます。

特別な検査はありませんが、症状が重い場合など必要に応じて、血液検査やホルモンバランスを調べたりする場合があるそうです。

医師に、生活やケアの問題点を見つけてもらい、治療の目標を決め、肌に合った治療方法の提案をしてもらいましょう。保険適用の治療がしたい、なるべく早く治したい、など自分の希望がある場合はきちんと伝えると、納得のいく治療ができると思います。

ニキビの治療は一度に終わらない事が多いので、自宅や職場の近くなど通いやすい皮膚科を選ぶことがお勧めです。

背中のニキビがなかなか治らなかったり、繰り返したりする場合は、一度皮膚科に相談してみることをお勧めします。

ジュエルレイン