背中に出来た粉瘤は手術で除去!

背中に出来やすい皮膚疾患の1つに、良性腫瘍の1種である粉瘤が挙げられます。

この粉瘤の原因となっているのは、垢や古い角質で、本来なら皮膚の新陳代謝と共に剥がれ落ちるものなのですが、なんらかの理由により、うまく剥がれ落ちずに皮膚の下に残ってしまったものです。

粉瘤という症状が起こってしまうのは、皮膚にできた傷が原因である場合もありますが、はっきりとした原因はまだ解明されていません。
初期段階では、白や薄い黄色くらいの色の膨らみで、痛みや腫れも無く、良性の腫瘍であることから、放置しても問題はありません。
ですが、時々、炎症を起こして粉瘤が腫れてきたり、赤みを帯びてきたり、痛みを伴うことがあります。
こうなると、放置するのは危険なので、病院でしっかり対処することが必要になります。

また、見た目の問題からも、特に痛みなどの症状が無くても、粉瘤の治療を行う人は多いですね。

粉瘤の治療法は、手術によって粉瘤内部に溜まった物質を取り除く、という方法で行われます。
局所麻酔による簡単な手術で、小さく患部を切開して、中に溜まった物質をのう腫といわれる袋ごと取り出し、縫合します。

背中部分なら、10~15日で抜糸することができ、治療が完了します。

また、もし粉瘤が炎症を起こし、中に膿が溜まった状態になってしまっているときには、まずはこの膿を取り出す処置が必要となります。

まずは患部を切開して膿を取り、洗浄を行ったり、軟膏を塗るなどの処置を行います。
膿の処置を行ってから数週間経ち、化膿の症状が落ち着いたときに、再び、今度は紛瘤を取り出す手術を行うことになるのです。

化膿している場合は、2段階の手術が必要になることを考えると、できれば化膿する前の段階でキレイに取り除いておきたいですね。
粉瘤の手術の痕は、ほとんど目立たないくらいにキレイに治ることが多いですが、中にはケロイド体質などで、痛々しい傷跡が残ってしまう場合もあります。

ですが、そのまま放置するのは症状が悪化して危険な場合もあるので、できるだけ早く診察・治療を受けることが望ましいでしょう。

ジュエルレイン